【IT重説】ITを活用した重要事項説明に係る社会実験(IT重説)を初めて行いました!


平成28年2月26日(金) 20:00  三島コーポレーションで初めての【IT重説】行いました。

【IT重説】 とは・・・

不動産の売買・賃貸借契約を結ぶ場合、契約前に「重要事項説明」を行います。

今までは「対面」で行わねばならなかったのですが、インターネットを活用してテレビ会議のような方法で行えれば、遠方のお客様にわざわざご来店いただく必要がなくなります。


とはいえ、いきなり全ての取引が IT重説OK! となるのも危険なので、国土交通省による2年間の社会実験が行われる事になったものです。

【IT重説】を行うには、社会実験に参加する責任義務を負って国土交通省へ登録しなければなりません。
※下記の国土交通省のHPをご参照ください。
国土交通省の発表によると、申請は全国で462社あったそうですが、実際に登録されたのは246社です。三島コーポレーションは、「登録事業者番号000595」として登録されています。
※246社なのに595番って・・・いえ、なんでもありません。

登録業者のうち、大阪に本社のある不動産業者は22社
社名の由来である三島地域 ( 吹田市・高槻市・茨木市・摂津市・三島郡島本町 ) では4社が登録されています。



すみません、前置きがながくなりました。

今回 【IT重説】 を行ったのは、
当社賃貸部門 アパマンショップ阪急茨木店 の 南波 でございます。

賃貸のお部屋探しで、契約を前提前提で検討されておられるお客様 親子との対応です。
お客様には iPad で参加していただきました。

そうです。パソコンじゃなくても 【IT重説】 はできるんです。
他社の事例ではありますが、iPhone で参加された方もおられるそうです。



以下は実際のIT重説の状況です。
本番一時間前より、当社IT担当と入念なシミュレーションを行い、いよいよ本番を迎えます。
練習では操作に手間取り、緊張で顔がこわばる南波 … 大丈夫なのかと周囲も心配になってきます。

本人確認 / 重要事項説明書の本紙が郵送により手元にあることの確認 / 書面による同意の確認 /社会実験であることの説明 / トラブルによる中止がある可能性の説明 などを行い、ようやく重説に移行できます。
お客様には iPad でご対応いただきました。

PCカメラを通してお客様に宅地建物取引士証の確認をしていただきます。
取引士証の生年月日を読み上げていただくのですが、ピント合わせが難しいようです。
※南波の腕がプルプル震えていました…

始まってしまえば、あとは重要事項説明書をPDFで表示したものをお客様のiPad画面上で同時表示をして、いつも通りの説明が行われました。
ここは慣れた様子で滞りなく完了です。
お客様からも、問題なく「理解できた」と言っていただけました。

終了の際、お客様のiPadで退出操作をおこなっていただくのがなかなかうまく説明できずに戸惑いました。

しかし、初めての【IT重説】としてはトラブルもなく、うまくできたと感じました。









南波の実践を終えた感想は『緊張で疲れました…』とのことでした。ホントお疲れ様でした。
※自分をフォローするためとはいえ、 上司に囲まれての1時間はさぞ苦痛だったと思います…


三島コーポレーションでは今後も【IT重説】をどんどん活用していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。